働き方改革・ワークライフバランスについて
昨今よく耳にする「働き方改革」
多くの企業が働き方改革に取り組もうとしている中で、「ワークライフバランス」も見直されるようになってきています。
ではいったい、この『ワークライフバランス』ってどんな事なのでしょうか?
単純に「仕事とプライベートの生活をきっちり分けること」をワークライフバランスと解釈している方が非常に多いです。
この解釈ですと、仕事を増やすかプライベートを増やすかという考え方で、
どちらかを犠牲にするという解釈に直結しています。
この考えでいくと、「仕事を犠牲にして社員のプライベートをとる」
もしくは「プライベートを犠牲にして仕事の成果をとる」の二択に陥る可能性が高くなってしまいます。
これではどちらも不正解ですね。
正しいワークライフバランスの解釈は、
プライベート面では…
「スキルの向上」 「心身のリフレッシュ」 「余裕のある育児や介護」
仕事面では…
「生産性の向上」 「残業の減少」 「人件費の削減」 「モチベーションアップ」
という両面での好循環のことを指します。
つまり・・・
プライベートで成長やスキルを身に着ける
↓
仕事の効率化につながる
↓
より生活が充実
といったプライベートと仕事の調和から得られる相乗効果と好循環と言えるのです。
プライベートか仕事か片面で考えがちなワークライフバランス、
是非両面で考えてみて下さい。
転職を考えている方がこれをきちんと理解できれば、
「退職理由」や「志望動機」の内容もより良いものに変わってくるのではないでしょうか。